藤崎八旛宮(熊本市中央区)の参道は、大鳥居の柱で車道が分断されていて狭くて通りづらい。どうしてこんな特殊な形状になったのか」。SNSこちら編集局(S編)に寄せられた声から経緯を調べると、〝車社会〟化していった地域の歴史が浮かんだ。秋季例大祭の「馬追い」で有名な藤崎宮。大鳥居は境内から続く車道と国道3号の交差点に立つ。コンクリート製で高さ、幅はともに10メートルほど。鳥居の下は2本の柱を避けるように、片側2車線が通っている。S編に投稿した玉名市の男性(55)は以前、宅配の仕事で中型トラックで鳥居の下を通ったが「参道から国道3号への左折レーンが狭くて通れず、直進するしかなかった。公道として問題はないのか」とした。
実際、左折レーンの柱と歩道の間を測ってみると狭い所で約1・9メートル。普通車は通れるが、どの車も減速して慎重に左折している。柱には車でこすったような黒い跡も残っていた。
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(参照:熊本日日新聞)https://kumanichi.com/articles/1086758