青山学院大陸上部の原晋監督(56)が代表理事を務める一般社団法人「アスリートキャリアセンター」(東京都)は3日、水上村にアスリートや企業向けの研修施設を開設したと発表した。同村湯山の温泉旅館を既に購入。同日、村と包括連携協定を結んだ。
同法人はアスリートや引退後の活動支援などを目指し2020年に設立。クラブ運営や指導者育成事業を展開している。原氏は施設を、選手育成のノウハウを生かした研修拠点と位置づけ、「アスリートだけでなく、企業にも利用を働きかける」とした。
原氏は「奥球磨ロードレース」や「奥球磨駅伝」を通して開催地の村関係者と交流を深め、現地の温泉や豊かな自然環境に着目。昨年度、同センターが同村湯山の温泉旅館「市房庵なるお」を購入し、青学大の箱根駅伝初優勝メンバーの村井駿さん(30)が支配人に就いた。
アスリートキャリアセンターが研修施設として活用する「市房庵なるお」=水上村
研修施設は当面、旅館の設備をそのまま使用。約35人が宿泊可能で、浴場やストレッチルーム、リハビリ用の温水プールを備える。近くには村が整備したクロスカントリーコースもあり、長距離選手などの合宿も受け入れる。
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参照:熊本日日新聞(https://kumanichi.com/articles/1065894)