新型コロナウイルス対策の行動制限緩和に伴い市民の飲酒機会が増える中、運転代行業者が依頼を断らざるを得ない事態が熊本県内で相次いでいる。コロナ禍で事業縮小を余儀なくされ、運転手と車両が減ったためだ。一方、飲酒運転の摘発件数は増加傾向にあり、県警は「運転代行を確保できないなら、公共交通機関や家族の送迎で対応してほしい」と呼びかけている。3月下旬の週末の深夜。熊本市西区の「ポニー運転代行」の事務所には、運転代行を依頼する電話が鳴り続けた。受話器を取った村井博敏代表(62)は「ごめんなさい。今日、そちらに行くのは無理です」と申し訳なさそうに答えた。この日は約470件の依頼のうち約380件を断った。市内の別の業者も、多い日に約100件の依頼を断っている。「需要に供給が追いつかない」と嘆く。
続きは下記URLへ↓
(参照:熊本日日新聞)https://kumanichi.com/articles/1025168