熊本市東区の健軍商店街にある「健軍まんが図書室」は18日、約300冊の閲覧本を入れ替え、「月刊漫画ガロ」や「COM」など1960年代の古い漫画雑誌を中心に補充した。
同図書室は、健軍商店街振興組合が商店街の多目的スペース「よって館ね」内に2019年5月に開設した。NPO法人・熊本マンガミュージアムプロジェクトから提供を受け、約3千冊を並べている。
今回は商店街を主に利用する50代以上をターゲットにし、「ここでしか見られない漫画」を選定。法人のメンバーや住民らが朝から入れ替え作業を進めた。
同プロジェクトの橋本博代表(74)は「漫画文化の二大雑誌である『ガロ』『COM』がここまでそろった状態で閲覧できるのは県内で珍しい。休憩がてらに立ち寄り、昔を思い出してもらえたら」と話す。
参照:熊本日日新聞(https://kumanichi.com/articles/983569)