熊本県のPRキャラクターくまモンが26日、修学旅行で阿蘇を訪れた小学生たちを出迎えた。新型コロナウイルス禍の中での出迎えは初めて。人気者の登場に児童たちは笑顔を見せていた。
くまモンはこの日、阿蘇市黒川の阿蘇の司ビラパークホテルで、いずれも長崎市の小島小と仁田佐古小の6年生計117人をサプライズでお出迎え。感染予防のためハイタッチはできなかったが、児童たちは、びっくりした様子で、くまモンに手を振っていた。
県内への修学旅行を推進する県教育旅行受入促進協議会によると、同協議会を通した修学旅行は2020年度では初めて。例年、くまモンは50~70回、修学旅行生を出迎えており、要望に応じて今後も続ける。
県国際観光推進室によると、コロナの影響で修学旅行先を海外から国内に変更する学校もある。中野公彦主幹は「熊本は地震関連の防災や減災、地下水の保全など独自の学習ができる。阿蘇の交通インフラの復旧が進んでいるので、ぜひ訪れてほしい」と話している。(東誉晃)
参照:熊本日日新聞(https://this.kiji.is/671323552356090977?c=92619697908483575)