熊本市東区・中央区・北区・西区・南区不動産売買専門

営業時間 10:00~18:00 / 定休日 水曜日
096-375-7131

吹き抜けのお家のデメリットは?

知っとく不動産コラム

戸建を建てるなら、是非欲しいと思わせる間取りが、『吹き抜け』でしょう。

その最大のメリットである開放的な雰囲気は、2階からの明かりを1階まで取り入れる事が出来る為、周りを建物に囲まれた狭小な敷地に建てた住宅においては、その構造の恩恵が効果が絶大です。
その為、都心部や熊本で例えるなら坪単価も高く住む人口も多い熊本市街地周辺の立地が効果を発揮出来るのではないでようか。

前回は吹き抜けのメリットをご紹介致しましたが、物事にも全て『陰』と『陽』があるように、今回は吹き抜けのデメリットについて触れていきたいと思います。

吹き抜けのある住宅は、住んでみて直ぐに感じるデメリットの部分もあるものです。
こんなはずじゃなかったと後悔する前に事前に情報収集と対策を立てておくと安心ですね^^

まずは音の問題、マンションなどでは一般的な騒音問題と同じ音の問題が、戸建てにおいても有るとは意外かも知れません。

吹き抜けの構造には、1階と2階を隔てる床が一部分とは言え存在しない為、1階からのテレビやオーディオの音が上の階へ筒抜けとなって、音が響く結果となってしまうのです。
吹き抜けリビングの場合、ダイレクトで音が抜けてしまいます。
2階にいればうるさく感じますし、1階でテレビに集中したいときも音が聞こえづらい事もあります。

音に敏感でない方もつくりによっては、リビングにサウンドシステムを設置するなど対策も必要になってくるのかもしれませんね。

ふたつ目のデメリットとして、冷暖房の問題があります。
天井にも及ぶ吹き抜けの空間は、空気を相手にする冷暖房において、物理的に難しい問題であり、冷暖房がききにくい、光熱費の掛かる住宅となってしまいます。

天窓から注がれるのは『光』だけでなく『熱』も一緒に降り注いできます。
ですので、夏場はロールスクリーンで調節するなど何かしら対策が必要になってくるのかと思います。

反対に冬場はどうなのか?
と言えば、前回も記載しましたように最近では『高気密・高断熱住宅』が多く、蓄熱や床暖房・エアコンを上手く組み合わせることで、家の中に寒暖差は発生しにくくなります。

そのため『吹き抜けが寒い』と感じることは今では昔に比べ少なくなってきているのではないかと思います。

最後に・・・
安易に手の届きにくい場所にある吹き抜け窓や照明は、日々掃除をすることが難しいですよね。
なので、どんどん埃がたまってしまいます。
たまった埃が床に落ちたり舞ったりしているのを見ると、せっかく掃除したところまで汚れてしまうという気持ちになります。
メリットがある分、デメリットも存在してしまうのが吹き抜け窓の現実なんです。

清掃時、体制を崩して梯子から落ちてしまうという危険を回避するためにも、安全面も考慮して必ず清掃時は2人作業で行うことをお勧めします。

これらのデメリットは、吹き抜けと言う間取り、すなわち、その高い空間のある構造の結果である為、容易に改修する事や、例えば掃除やDIYでのメンテナンスが難しい住宅でもあるのです。

当社『LINE@』では、不動産取引の裏情報土地、建物、マンション選びの重要ポイントや、『お金のマメ知識』を定期的に情報提供を行っております。↓↓

友だち追加数

タイトルとURLをコピーしました
096-375-7131 営業時間 10:00~18:00 / 定休日 水曜日

Copyright (c) 株式会社たたら不動産 All Right Reserved.