熊本市東区・中央区・北区・西区・南区不動産売買専門

営業時間 10:00~18:00 / 定休日 水曜日
096-243-7001

【ミッション】ヒロシ、東京の人の多さに震える。箱根・東京2泊3日奮闘記

お知らせ

プロローグ:両親からの挑戦状

「死ぬまでに、もう一回東京に行きたい。あと富士山も見たい。」

実家でくつろいでいる時、両親からそんなリクエストが飛んできた。

数十年ぶりの東京、そして日本一の山・富士山。 これは単なる旅行ではない。

「絶対に失敗できない親孝行」という名のミッションである。

私は覚悟を決めた。 「任せて。最高のプランを作ります。」

こうして、父・母・ヒロシ(兼 ツアーコンダクター)の3人旅が幕を開けた。


1日目:ここは本当に日本か?箱根のインバウンド熱

熊本空港を飛び立ち、まずは空の上から運試し。

窓の外を覗くと……いた!富士山!!

幸先の良すぎるスタートに、両親のテンションも急上昇。

よかった、この時点で私の任務の30%は完了したと言っていい。

寿命を買いに大涌谷へ

羽田から新幹線と登山鉄道を乗り継ぎ、目指すは箱根・芦ノ湖。

海賊船に揺られ、ロープウェイで大涌谷へ。

ここでの目的はただ一つ、「黒たまご」だ。

「1つ食べれば7年長生き」という魔法のアイテム。

両親にはとりあえず食べていただいた。

これでしばらく長生きしてもらえるはずだ。

芦ノ湖は「外国」だった

それにしても驚いたのは、周りを見渡しても日本語が聞こえてこないこと。

欧米からアジアまで、ありとあらゆる言語が飛び交っている。

「あれ、私たちパスポート持ってきたっけ?」 と錯覚するほどのインバウンド需要。

日本の観光地、恐るべし。

宿泊は芦ノ湖畔のホテルでフレンチを堪能。

そして翌朝、窓の外には朝焼けの富士山がドーンと鎮座していた。

ホテルの予約サイトと睨めっこして決めた甲斐があった……(ガッツポーズ)。


2日目:東京ダンジョンとスカイツリーの洗礼

「皇居!浅草!スカイツリー!」

2日目は新幹線で東京へ。ここからが本番だ。

両親の希望を全て叶えるゴールデンルートを強行突破する。

人・人・人!

皇居や浅草寺は、もはや「お祭り」のような騒ぎだった。

仲見世通りは牛歩戦術。

両親がはぐれないように背中を見守る私の目は、SP(セキュリティポリス)のように鋭くなっていたと思う。

ラスボス、スカイツリー

最大の難関は、旅の締めくくりに訪れたスカイツリーだった。

夜景の時間帯。

そこには、終わりの見えない長蛇の列が。

ここでもインバウンドパワーが炸裂している。

「……並ぶ?」 「……せっかくだから並ぼう」

覚悟を決めて行列に挑み、ようやくたどり着いた展望台。

眼下に広がる東京の宝石箱のような夜景を見た瞬間、疲れも吹き飛んだ。

「昔の東京タワーとは高さが違うねえ」と感動する両親を見て、SPの顔からヒロシの顔に戻る私。

その夜はスカイツリー近くのホテルに宿泊。

翌朝、窓辺でスカイツリーを見上げながら優雅に朝食を食べた時、ようやく「東京を攻略した」実感が湧いてきた。


3日目:築地で食い倒れて、熊本へ帰還

最終日。私たちの胃袋に休息はない。

向かったのは食のワンダーランド、築地場外市場

「へいらっしゃい!」の威勢のいい声と、外国人観光客の熱気。

お寿司、海鮮串、和牛、そしてデザートのフルーツ。

「もう食べられない……」と言いながら、次の店で財布を開いているのはなぜだろう。

築地は人の食欲をおかしくさせる魔力があるらしい。


エピローグ:筋肉痛と達成感

羽田から飛行機に乗り、熊本へ。

阿蘇の山並みが見えた時、正直ホッとした。やっぱり熊本は落ち着く。

今回の旅の教訓。

  1. 東京の人口密度をナメてはいけない。
  2. 親孝行旅行は、体力が資本。
  3. でも、両親の笑顔はプライスレス。

「また行きたいね」と言ってくれた両親。

次はもう少し人が少ない温泉地でのんびりしようと、心に誓ったのであった。

お読みいただきありがとうございました!

次回のブログもお楽しみに♪

タイトルとURLをコピーしました
096-243-7001 営業時間 10:00~18:00 / 定休日 水曜日

Copyright (c) 株式会社たたら不動産 All Right Reserved.